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学生+
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高校の無い島に住む中学生。
15歳の中学卒業と同時に島を離れ高校へと進学をする。
新しい土地へ。楽しみや期待を胸に自立するも、離島での生活とのイメージのギャップ、食事をつくる、掃除、洗濯などに苦しみ
結局、高校や大学を卒業する前に島へ戻ってしまうUターンが発生している。
そういったギャップを埋めるために学生+は大学生が離島へ行き中学生と進学する目的や、島を出る前の準備についての目標設定を行う語り合いの場【Re Talk 活動】を行っています。

理念:次世代を担う若者の目的意識の向上から、自己の「生きがい」を創造できる社会形成を目指します。
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2011年06月17日

学生+~第3回沖縄タイムス【たんぽぽのタネ】掲載記事~

はいさい♪

今月も沖縄タイムスのタンポポのタネに掲載しました。

もしよければご覧ください(#^.^#)

自立型人材を必要としている現代。
私は県内の大学生と共に、高校・大学のない離島の中高生の自立支援活動を行っている。

離島で進学や就職を志す中高生は否応なしに親元を離れ自立していかなければならない。
そんな早期自立を控える若者に対し、卒業後の進路に対する目的意識向上、自立意識向上を目標に掲げ、就職や社会参加を控える大学生との「語りあいの場」を提供している。

6月2日。中学校にて離島カタリ場活動を実施した。純粋で明るく素直な生徒ばかりだった。
そんな生徒たちとの語りあいの場から離島の中学生の現状が見えてきた。

大学生が進学に対する理由について質問をした。

すると生徒は
「大会で沖縄本島に行って、可愛い制服の高校教えてもらった。だから、制服が可愛いからこの高校に行きたい」
「島には洋服とかマンガとか一切売ってない。大会とかで宮古に行った時しか買えない。だから将来はお店のある宮古の高校に行きたい」という答えがかえってきた。

このように、夢を追いかけることや先輩に憧れを抱く以前に「モノ」に対しての欲から、安易な進路選択・決定をしている生徒は少なくなかった。


島の若者の進路決定や自立は、人生の大きなターニングポイントである。

島を離れるという事実、自立していかなければならないという現実に対して、生徒一人ひとりが自分で考えていかなければならない。
私は離島出身者として今後も、島を巣立ち将来に繋げていく為の生徒自身の「気づきの場」「考える場」とし島の若者の夢を応援し自立のサポートを行っていきたい。


最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。

来月もよろしくお願いします(#^.^#)


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Posted by 学生+ at 22:25│Comments(0)代表
 
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