プロフィール
学生+
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高校の無い島に住む中学生。
15歳の中学卒業と同時に島を離れ高校へと進学をする。
新しい土地へ。楽しみや期待を胸に自立するも、離島での生活とのイメージのギャップ、食事をつくる、掃除、洗濯などに苦しみ
結局、高校や大学を卒業する前に島へ戻ってしまうUターンが発生している。
そういったギャップを埋めるために学生+は大学生が離島へ行き中学生と進学する目的や、島を出る前の準備についての目標設定を行う語り合いの場【Re Talk 活動】を行っています。

理念:次世代を担う若者の目的意識の向上から、自己の「生きがい」を創造できる社会形成を目指します。
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2011年01月05日

学生+~やえやまフェアに参加して・・・~

報告書より 
作成者:波平・伊藤

 新春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 
 さて、去る1月1日、2日にお手伝いさせて頂いた「やえやまフェア」に関して報告させていただきます。
今回、「やえやまフェア」でのお手伝いを通して八重山の伝統工芸品や地元の食材を使用した温かい商品に出会うことができ、一つひとつの商品から、島に住む人の想いにふれることで、「地元を愛している」という島人の気持ちに触れることができました。

 また、「ら牛」や「調味料」などの商品を「売る」という作業を通して、商品の味をお客さんに伝え「買って頂く」という一連の流れから、売り手は商品をただ売るのではなく、製造段階の事まで考えて多くの人達が関わって商品が店頭に並び、そして心を込めてお客さんに買ってもらう、といった大切なことも学びました。
 生産者やそれを支える家族や地域住民、売り手や買い手がいるからこそ、商品は「生きている」ということを実感させられました。

 実際に私たち二人も、ミンサー織の名刺入れを買わせていただきましたが、売り手に回りミンサー織の歴史や意味を考えることができたからこそ、モノだけではなく「心」も一緒に買うことができたという想いで、特をした気持ちになりました。
 
 やえやまフェアでは、お客さんに私たちと同じ思いをしてほしいという気持ちから、販売を行っておりましたが、知識不足や販売者としてのノウハウの不十分も身を持って味わうことができました。今回の課題点を次回に繋げていけるよう、もっと「島」のことについて学んでいきたいと思います。

 最後に、やえやまフェアでは多くのスタッフの皆様にお世話になりました。ここでできた繋がりをこれからの活動や、そして私たち自身の人生に活かしていきたいと思います。

 スライドショーを拝見したりや音楽を聴いたりさせていただきましたが、島で生きる人の想いはとても熱く、島の子供たちに対する想いは厳しくも優しいものがあるなと、感じました。本島や内地にはない、一体感や連帯感、そして出逢いや繋がりを大切にする人々が「島にはいる」ということを改めて感じることができました。
 
 池淵様をはじめ、ゴーヤーカンパニーや各業者の方々、スタッフの皆様、今回はこのような機会を与えて下さり誠にありがとうございました。
 今後との、離島をはじめとするの社会全体の社会問題解決に向けて団体活動をしていきますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
 
 この場を借りて、深く御礼申し上げます。
 
 ありがとうございました。


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