プロフィール
学生+
学生+
高校の無い島に住む中学生。
15歳の中学卒業と同時に島を離れ高校へと進学をする。
新しい土地へ。楽しみや期待を胸に自立するも、離島での生活とのイメージのギャップ、食事をつくる、掃除、洗濯などに苦しみ
結局、高校や大学を卒業する前に島へ戻ってしまうUターンが発生している。
そういったギャップを埋めるために学生+は大学生が離島へ行き中学生と進学する目的や、島を出る前の準備についての目標設定を行う語り合いの場【Re Talk 活動】を行っています。

理念:次世代を担う若者の目的意識の向上から、自己の「生きがい」を創造できる社会形成を目指します。
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2011年10月15日

学生+~離島カタリ場~

KAZUTOです。
今日は県の事業の事後研修があり、学生団体のワークショップには参加することができませんでした。
非常に残念です。

どんな内容だったのか、そこから学んだことは何なのか…参加したメンバーとの共有が楽しみですo(^-^)o

今日は、離島カタリ場活動の意義について考えていきたいと思います。

皆さんは『15の春』という言葉をご存知ですか?
多くの離島には、高校や大学が無いことから、こども達は早くから親元を離れ、否応無しに自立をしてかなければなりません。

そんな中、現在の離島教育は自立支援を行う環境が不十分だと考えています。


早くからの自立は簡単なものではありません。


これから、どんな夢をもち、どんなビジョンを持って高校や大学生活を送っていくのか、しっかりとした【目的意識】を持つことが、早期自立を強いられ島のこども達には必要だと思います。


『今は考えなくても、いつか考えればいい』『島には何もないから何も考えられんけど、出たら色々あるし、どうにかなる』

こういった考えをもち、島を巣立っていき自立していく若者たちは、目的を見いだす事なく、途中で挫折をしてしまい、学びや経験のないUターンをしてしまいます。

さらに、島に戻っても働き口や夢を見つけることができないことから、就職口を求め、生まれ島を後にし本土や本島に渡っていきます。

学びや経験のないUターンは、後に、堂々巡りのOターンに繋がってしまい、自分の島に住む事ができず、やむを得ず島をあとにしてしまう人々も少なくはありません。


また、離島の中学生の進学理由には『島にはお店がないから、近くお店が多い○○に進学する』『洋服が欲しいから島からでて進学する』など、夢実現の為ではない理由を挙げる生徒たちがあとをたちません。


【目的】を持って島を飛び立っていくことは、これからの彼らの人生を左右すると共に、島の未来にも大きく関係してくるのではないかと思います。


高校生や大学生がいない離島に住む中高生は、次のステージを具体的に考えることが難しい環境にいます。

そんな彼らのために、直接的刺激を与えるためにも、私たちが行っている【離島カタリ場活動】を通して、大学生が離島に足を運び、生の声を届けていくことが必要だと考えています。

物欲しさに対しての進路決定ではなく、目的を持った進路選択をすることができるよう、
大学生との出愛(出逢い)を通して、憧れの先輩をみつけ進路に対する目的意識を向上させたり、大学生と中高生との語り合いの場を創造することで、自立について考えていき自立意識のを高めていきます。

島のこどもたちが、島からでる事を+(プラス)に捉え、本土や本島の若者たちよりも早くから様々な経験や体験ができるという事を誇り考え、自身の夢実現、ビジョンの達成ができるよう、サポートしていくことが、私たち学生+の行う、離島カタリ場活動なのではないかと考えています。


私たち大学生にできることは、彼らに経験や夢を伝えてあげる事や、小さな気付きを与えたり、少しでも自立をすることや夢を実現するためにはどうすればいいのかを考えさせる『場』を作っていくことだと思います。

場づくりを通して、学生+が追い求めるvisionを達成していくこと、島のこどもたちが目的意識、自立意識を持って巣立っていくことの達成を目指していきます。


離島のこどもたちの為にやらなければいけないことは多くあります。

私たちは、私たち大学生だからできることを、これからも行動に移していきたいと思います。

離島カタリ場活動は『島の希望を懸け橋にのせて、今と向き合い未来を描く』のスローガンのもと顔晴りながら活動していきます!

興味を持たれた方は是非是非ご連絡下さい!

それから、いつも応援して下さっている皆さん!これからもよろしくお願いします!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

感謝と共に。



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Posted by 学生+ at 23:49│Comments(0)代表
 
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