プロフィール
学生+
学生+
高校の無い島に住む中学生。
15歳の中学卒業と同時に島を離れ高校へと進学をする。
新しい土地へ。楽しみや期待を胸に自立するも、離島での生活とのイメージのギャップ、食事をつくる、掃除、洗濯などに苦しみ
結局、高校や大学を卒業する前に島へ戻ってしまうUターンが発生している。
そういったギャップを埋めるために学生+は大学生が離島へ行き中学生と進学する目的や、島を出る前の準備についての目標設定を行う語り合いの場【Re Talk 活動】を行っています。

理念:次世代を担う若者の目的意識の向上から、自己の「生きがい」を創造できる社会形成を目指します。
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2010年11月09日

学生+~沖縄の!そして離島の!現状を知っていますか!?~

 沖縄県は160の島々(有人島は49)からなり、30の島に小中学校があり4の島に高校がある。

離島には高校や大学がない地域が大半を占め、また就職先が限られてくる事から離島の中高生の進路先は本島や内地が多く、早くから親元を離れ自立の道を歩まなければならない。

そんな中、沖縄県の社会問題は「完全失業率」「ニート(若年無職業者)数」「高卒進学率」「高卒職業内定率」「高卒、大卒新規学卒者の無業者率」などが全国ワースト1位である。
背景には、中高生の進学意識、職業意識の低さがあり、就職後も安易な職業決定から早期離職者に繋がっていく現状がある。

 離島の現状としては、以上の社会問題がより表面化しており、大学生という年代がいないこと、中高生が次のステップを描くことが困難なことから、明確な目的を持つこともできないまま島を離れ進学や就職をする。そこで、島内で抱いたイメージと島外での現実との“差”=ギャップに苦しみ、途中で挫折をしてしまう若者が非常に多い。

諸問題対し行政は、具体的な対策は講じていないのが現状にあり、中高生のUターン者の統計データがとれていない事や県の事業内容にも離島の中高生に対しての支援策が盛り込まれていないことから対応の遅れが見られる。

企業は、人材発掘や人材育成に関しても情報が行き渡らない。

民間や地域、学校は、島を出た後の足取りを追うことが困難なこと、島内に大学生の年代がいないことから次のステップについて話しをする人がいないことから策を講じることが困難。直接、大学生の年代を呼ぶにしても、ルートの確保や資金面、そして仕事や生活以外での「時間」を割くことが難しいことから問題解決に対してアクションが起こしきれていない。

このような問題に対して、私たち学生のが立ち上がるべきです!!


企業、行政、学校、地域!
周り全部を巻き込み、20年後、50年後に同じ社会課題がなくなるようにしていきましょう!


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この記事へのコメント
早期離職者は三つ上の双子の兄の話です…(笑)
Posted by ぶたさん at 2010年11月09日 17:19
 
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