沖縄タイムス‐教育紙面たんぽぽのタネ‐より

学生+

2011年05月15日 08:43

おはようございます。

KAZUTOです。
昨日、たんぽぽのタネ掲載した記事です。
よかったら読んでみてください♪
↓↓↓↓

 島嶼県沖縄には49もの有人島がある。
内、45の離島の中学生は15歳で親元を旅立ち、自立の道を歩んでいく。
今日の「自立」に対する島内外の教育、サポートについて考えたい。

  
 私は中学卒業後、現実に背中を押されるように島を離れた。
進学後、一人暮らしの生活に戸惑いながら親の目のない解放感から自由を手にいれた。
学業はおろそかになり挫折しかけた時期もあった。
 

 15歳で島を離れることは単に「こども」達だけの問題ではない。
島外への多額な渡航費、一人暮らしの家賃、生活費。
金銭的なことはもちろん、こどもの食事や健康面など
生活面の不安は「親」にも大きな負担となっている。
 

 このような課題に対し、島内外での支援をはじめ、教育環境の整備は十分とは言えない。
更に追い打ちをかけるかのように、島に戻る若者も少なく、
人口減少に伴う後継者不足や島の存続も大きな離島独自の課題になっている。
「離島だから」で済ませて良いのだろうか。


離島社会課題の解決の糸口は「人財育成」にある。

島の最大の資源は「ヒト」。そしてはヒトを創るのが「教育」である。

島外での多くの学びや経験を、生まれ育った島に還元していく若者を育てていくことが、
今、最も必要なのではないのだろうか。

 私は将来「寮」を建てることを計画している。

 島外に出てきたこども達を「島に貢献できる人財」に育てていく場所。
親の不安、負担が軽減するサポートを行っていける場所を創りたい。

島の財産である「こども」。

島内外で協働し、島を出た後のサポート体制まで考えた教育の仕組みが必要だ。


最後まで読んで頂きありがとうございました(*^。^*)

来月の掲載もお楽しみに~♪

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